Geografia回転式地球儀/天球儀 組み立てキット
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天球儀に変身する地球儀って、
あったっけ?
2つの世界観を表裏にとじこめた地球儀。真ん中を割ると、もう1つの世界-天空が現れる。実際どんな展開になるのか試して見ることにした。
32面体地球儀によって、地球儀は「球体」のイメージが僕の中で崩壊したためか、地球儀が「立方体」であることに違和感を感じなくなった。それどころか、安定して美しく見える。
このジオグラフィア回転式地球儀で遊んでみようとすると、まずは組み立てなくてはならない。なぜ組み立ての必要があるのか?その謎の理由は組立式地球儀へ >>
組み立ててみた
思ったより難しい。訳もわからず説明書の通りに組んでゆくだけで精一杯。しかも途中「アッチャー間違えた。やり直しッ!」って時は冷や汗をかいた。(・・;)
僕が作ったのは折り目がピシっと通っていなくて、ちょっとモタっとした部分もある。が、それはご愛嬌としておこう。それでも、出来上がったものを見ると、これが見事に繊細で美しい。
※ご覧の通り、店長の作ったものは、ちょっとモタっとしていますがごカンベン。
地球儀→天球儀へ
黒い海と緑の大陸、素敵な色合いの立方体地球儀。この北極点を真ん中から二つに割ると、シャラーンと黒地に青と銀の星々が現れる。凛(りん)とした涼やかな天球図が美しい。
だが、まだ側面や底面は地球儀のまま。さらに真ん中を縦に二つに割る。最後に真ん中を横に二つに割ると天球儀に全面変身する。
つまりワン・ツー・スリーの動作で、地球儀は完全に内側にたたまれて、天球儀に変身する。南極大陸を割っても同じように変身する。
天球儀→地球儀へ
では天球儀から地球儀へは?‥これも同じ。天頂の北極星を真ん中から二つに割ると、黒い海と緑のインド大陸やアラブが現れる。
さらに真ん中を縦に二つに割る。ようやく日本が現れる。最後に真ん中を横に二つに割ると、立法体の地球儀に全面変身する。
変身の途中の半分地球儀、半分天球儀の状態は平べったい長方形。でも僕は結構気に入っている。この状態のままで飾っておくのも、なかなか楽しい。
それに、地球儀がパカーンと割れると天空が現れる。このギャップは、知っていても面白い。だから何度も何度も展開したくなる。
※素材は紙ですから、扱いにはご注意ください。
日本的造形美の回転式地球儀
‥‥以上店長の感想でした。悪戦苦闘の組み立て、ご苦労さまでした。
立体を折って別の状態に変化する。この折り紙のような日本的なデザイン思想が、外国ではすごく評価が高いようです。回転式地球儀は繊細な日本的造形美です。
この地球儀は知的なイメージ操作や頭の体操にもなります。だから、ご自分だけでなく教育の一環としてお子様に挑戦していただくのもオススメです。むろんアルツハイマー予防にもお役に立てるでしょう。なにより美しいので情操教育になりますよ。ぜひ、一つといわず二つでも三つでも遠慮無くご注文ください。
● 仕様
タイプ:組立キット
完成サイズ:100×100×100mm
素材:紙
構造デザイン:AuthaGraph
メーカー:株式会社マルモ印刷
※表記は国名のみです。