もう 一つの、ノスタルジィ…。

スズをメッキした鋼板をブリキと言います。ブリキおもちゃ（ティントイ）は明治時代から全世界で製造され、愛されてきました。日本製ブリキ玩具の全盛期は、不思議に懐かしい昭和20～30年代でした。

そんな、ゼンマイ仕掛けでコトコト動き出すブリキおもちゃは、ただ在るだけでノスタルジックです。そこはかとない郷愁を静かに、そしていつまでも醸し続けています。

ギリギリとゼンマイを巻いて手を離すと、カーブしながら前進したかと思うと、いきなり後進、あるいは前輪を浮かせて立ち止まるなど、アクロバティックな動きを見せます。なお、ゼンマイは車体に固定されています。

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仕様